鳳谷初の国際特許が韓国で正式に授権


鳳谷装備が独自開発した 「内蔵式加熱構造を備えたセラミック回転窯」 に係る発明特許が、韓国特許庁の審査を経て正式に授権された。

このほど、鳳谷装備が独自開発した「内蔵式加熱構造を備えたセラミック回転窯」に係る発明特許が、韓国特許庁の審査を経て正式に授権された。本特許は鳳谷装備が取得した初の国際特許であり、同社の回転窯技術革新が国際的な権威機関から認められたことを意味する。同時に、同社が海外市場の拡大と国際技術競争への参入に向け、重要な一歩を踏み出したことにもなる。
 
リチウム電池正・負極材料の高温焼成プロセスにおいて、従来の窯炉設備には二大課題が存在する。一つは金属異物の析出による製品純度の低下、もう一つは外置き加熱方式の低効率と高エネルギー消費だ。本特許はこうした産業の痛みを的確に捉え、**「内蔵式加熱+セラミック窯本体」** の革新的設計案を提出した。セラミック素材の採用により金属異物の析出を根源的に防止して原料品質を確保する一方、内蔵式加熱構造で熱効率を高め、エネルギー消費を削減。粉体焼成分野に対し、高効率かつ環境に優しい技術サポートを提供する。
 
今回の国際特許授権は、鳳谷の研究開発チームが長年にわたる努力を積み重ねた成果であり、同社がイノベーションへの持続的な投資と高品質発展戦略を堅持していることをも反映している。今後、本特許は鳳谷がリチウム電池材料装備分野における競争力を強化し、海外事業の拡大に技術的な裏付けを提供するとともに、より多くの市場機会と経済効益の獲得に貢献するだろう。